3B) Trumpet Winsockのインストール(続き)
B16
次に、メニューの「Dialer」−「Edit Scripts...」を選びます。すると、編集す
るスクリプトファイルを選ぶダイアログが表示されるので、「login.cmd」を選びま
す。
B17
メモ帳が開き、「login.cmd」ファイルの編集画面になります。この36行目付近
に次のようなところがあります。
この中で、「$modemsetup」、「$userprompt」、
「$passprompt」、「%usepap」を
、お使いのモデム、接続先のプロバイダに合わせて正しく変更します。
文字列は「""」でくくります。
- $modemsetup:モデムを初期化するために送るコマンド。ATは省略。
- $userprompt:ユーザIDの入力を求めるプロンプト。
- $passprompt:パスワードの入力を求めるプロンプト。
- %usepap:接続にPAPを使う場合は1、そうでない場合は0。
また、電話回線がパルスの場合は、108行目付近にある、
output "atdt"$number\13
を、
output "atdp"$number\13
のように変更します。
すべての変更が終わったら、メモ帳を上書き保存して終了します。
B18
プロバイダがPAP方式の認証を採用している場合は、上記の設定に加え、メニュ
ーの「File」−「PPP options...」のダイアログを開き、ユーザIDとパスワードを
入力しなければなりません。(スクリプトで入力したものは使われません。)
B19
以上で設定は完了です。Trumpet Winsockをいったん終了し、再起動します。メニ
ューの「Dialler」−「Login」を選ぶと、自動的に電話をかけてログインするはずで
す。モデムとのやり取りの様子が画面に表示されます。ログインに成功すると、モデ
ムが接続した後、Trumpet Wionsockのウインドウに、
SCRIPT completed
PPP ENABLED
My IP address = xxx.xxx.xx.xxx
のように表示されるはずです。
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