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●3B) Trumpet Winsockのインストール(続き)●


■ B13

 引き続き、プロバイダに接続するためのTrumpet Winsockの設定に進みます。

 まず、Trumpet Winsockのグループの中から「Tcpman」を起動して下さい。Trumpet Winsockはシェアウェアですので、ライセンスに関する注意書きが表示されますが、 「Accept」を押します。すると、次のようなダイアログになります。

 まず、「Internel PPP」をチェックします。すると次のような項目が表示されます。 ここで説明した項目以外は、いじる必要はありません。

IP Address:
0.0.0.0にしておきます。
Name Server:
プロバイダから指定されるネームサーバのアドレスを指定します。
Domain Suffix:
プロバイダのドメイン名を入力します。(実際は空のままでも動くようです)
MTU:
256を入力します。
TCP RWIN:
848を入力します。
TCP MSS:
212を入力します。(以上3つの数字はPPPにおける規定値です。)
SLIP port:
PC98の場合は1のままです。DOS/Vの場合は例えばCOM2なら「2」とします。
Baud rate:
パソコンとモデムの間の通信速度です。PC98では通常最大19200で すが、DOS/Vではモデムがサポートしていれば38400、57600、115200などが指定で きます。可能な限り大きな値を指定します。
Hardware handshaking:
チェックしておきます。あわせて、モデムのフローコ ントロールの設定もあらかじめハードウェアフローコントロール(RTS/CTSを使う )にしておきます。
Van Jacobson CSLIP compression:
チェックしておきます。
Online Status:
DCD(RLSD) checkを選んでおきます。


■ B14

 すべて設定したら、OKボタンを押します。するとTrumpet Winsockを再起動する ようにメッセージが表示されるので、OKを押して再起動させます。

 すると、新しく起動したTrumpet Winsockではつぎのような画面が表示されます。

 これは、Trumpetが通常に動作しているときの画面です。実際にダイアルアップI Pでプロバイダに接続している時は、接続している間じゅうTrumpetは動かしたまま にしておきます。(アイコンにしたまま動作させます。)

 5行目の記述に注意して下さい。今インストールしたTrumpet Winsockは、まだ登 録・送金が済んでいないので、30日間の期間限定で試験的に使用できる、と書かれ ています。


■ B15

 さらに、PPPでログインする場合の接続先や、ログインスクリプトなどの設定を 続けます。

 メニューの「Dialer」−「1. Setup.cmd」を選びます。すると接続先の電話番号、 ログインするときのユーザID、ログインのパスワードを順番に聞いてきますので、 入力します。


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