PIC 計測アダプター&データロガーを作ろう
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トランジスタ取り付けの裏ワザ
3 端子レギュレータやトランジスタの取り付けを簡単にする方法について報告がありました。
基板の部品面ではなく、ハンダ面から取り付けます。基板はケースの高さの真中にあるので、ハンダ面側にも部品面側と同じ空間があります。そして、そこには、他の部品はありません。細かい作業やハンダ付けが苦手な方、大股開きや M 字開脚なんて下品なことができない方には、とってもおすすめです。
取り付けの手順は次の通りです。
- トランジスタの足を少し広げて基板のハンダ面側に差し込みます。
- ハンダ面側からハンダ付けします。部品面側は、ハンダが乗りません。
- トランジスタの足を折って部品を寝かせます。
この方法のオイシイところは、次の通りです。
- 多少、足を長くしてハンダ付けできるので、部品の温度が上がるのを軽減できます。
- 他の部品がないので干渉しません。
- 部品を寝かせてしまうので、ほぼ、確実にケースに入ります。
なお、工作に当たっては次の点に注意して下さい。
- 部品を差し込む向きが変わるので、十分に確認して下さい。
- 部品と同じ方向からハンダ付けするので、ハンダごてで部品を加熱することのないようにして下さい。
この写真の工作例では、一度、部品面に取り付けた後、蓋が閉まらずにハンダ面に付けなおしたそうです。そのため、トランジスタが短足ぎみでキチンと寝ていませんが、蓋はちゃんと閉まるとのことです。正攻法で失敗した方も回復のチャンスがある実例なので、試してみてください。
ありがとね しおちゃん。
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