Option "no_mmio"を記述して下さい。具体的に該当するボードは、WSN-A2F/A4F, GA98NB1/2/4,WAP-2000/4000などが相当すると思います。
X11R6.3ベースのソースで、xmascotやxmanをI18N化した場合に
Segmentation faultでcore dumpします。これはXaw ライブラリの
MultiSrc.cにバグがあり、同じ領域を何度もfree() したりして
しまう事に問題があります。gnumallocや、FreeBSD 2.2.xに付属の
phkmallocのような実装だと落ちるようです。
なお、XFree86-3.2AはX11R6.3ベースなので、同様な問題が発生しま
す。libXaw.diffを当ててからlibXawを
作成し直すか、XFree86-3.3.2などを利用するようにしましょう。
EPSON PC486MUはCirrus LogicのCLGD5429を搭載しているのですが、
5429のRevision Aのチップにバグがあり、CLGD5428のコードを正しく
受け付けないという問題があります。PC486MUはRev.Aのチップを使用
している事からこの問題に遭遇します。
解決方法としては、Option "clgd5429"を指定するようにしてください。
なお、EPSON PC486MR/MSは5428なので該当しません。
XF98_NEC480を使用していて、X serverを終了すると画面が
乱れる事があります。XF98_NEC480では、X server起動時にPEGC
の値を変えていますが、状態の取得をする事が出来ないため、
終了時に起動時の値に戻す事が出来ないためです。
根本的な対策は現在取られていません。FreeBSD(98)では、
options "LINE30" を定義してカーネルをコンパイルする事に
よって、EGCをリセットするコードが組み込まれ、回避できる
ようです。
一部の方から「3.1.1では動いていたサーバーを3.1.2にバージョン アップしたら、色がまともに出なくなった」という報告を受けてい ます。X98 Core Team内では再現できませんので、対策を取る事は 難しいと思われます。
XF98_NKVNECでは、サーバーを立ち上げた状態で仮想コンソールを 切替えるとサーバーへ復帰できなくなります。ですので、Xを立ち 上げた状態では仮想コンソールの切替えを行わないで下さい。
NEC WAB-A/Bでは、65MHzのdot clockを使用する事が出来ません。 65MHzを指定してXF98_NECS3を起動させると、マシンをハングアップ させる事がありますので、75MHzのdot clockを使用するようにして 下さい。