メールの転送編

〜初心者のためのsanmon講座〜  
Last Update: 25th, Jun, 2000
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概要

 Windows を使っている人が、アカウント名@nisoc.or.jp のメールを、既にもっていたメールアドレスに転送できるようにする手順を記したメモです。

「.forward」にメールアドレスを書く

 ホームディレクトリ(/home/users/アカウント名)に、転送先のメールアドレスが書かれた「.forward」というファイルが存在するだけでよいのです。

 方法-その1

 これは、わたしがインターネットで調べたことをもとにして、実際に行った方法です。調べているうちに、テキストで転送先のメールアドレスを書き、ファイル名を「.forward」として、ホームディレクトリに置けばよいことを知りました。
  1. メモ帳をに転送先のメールアドレスを書き、HTMLファイルを入れてあるフォルダーに保存します。後でファイル名は変更しますので、このときのファイル名は何でもかまいません。何もしなければ「無題」となりますね。
    メモ帳に転送先メールアドレスを書く
  2. Home Page Builder の FTPツールを立ち上げ、ファイル「無題」があることを確認します。
    FTPツールの立ち上げ ファイル「無題」の確認
  3. ファイル「無題」を右クリックして、ファイル名を「.forward」に変更します。変更すると、ファイルの模様が Windows の旗模様になります。なお、ファイル名の変更は、使っているマシンの設定によっては、どの時点でも可能です。私は、この段階で行いました。
    ファイル「無題」を右クリック ファイル名を「.forward」に変更
  4. 接続ボタンをクリックして、ホームディレクトリに接続して、「.forward」ファイル選択して転送ボタンをクリックするとをホームディレクトリに転送されて完了です。なお、図(画像)では、ホームディレクトリに「.forward」ファイルがありますが、これは、やりかたを再現しているた図だからです。もし、ホームディレクトリに「.forward」というファイルがあっても、上書きされますので、心配はいりません。
    ホームディレクトリに接続 ファイル選択して転送

 方法-その2

 これは、知人から後に教えていただいた方法です。ホームディレクトリに既に存在する「.forward」ファイルに書きこむという一般的な方法の一つです。
  1. 「sanmon」にログインして、「%」の後に「cd」というコマンドを書き[Enter]して、ホームディレクトリに移動します。
  2. 「%」の後に「echo ’転送先メールアドレス’>.forward」と入力して[Enter]すれば完了です。

 私は「方法-その1」で既にメールの転送ができるようになっていましたが、「方法-その2」で上書きしてみました。もちろん、メールの転送はうまくいっています。:-)

いつ設定するのがよいか

 アカウントをいただいて、なるべく早い時期がよいと思います。この設定をしない以前の「アカウント名@nisoc.or.jp」のメールは、転送されてきません。「sanmon」の中に入ったままです。
 「sanmon」の中に入ったままのメールはどうすればよいでしょうか。UNIXのコマンドを知らない場合は、自分のメーラーの設定を送信されてくるように変更すればよいだけのことです。受信メールのサーバー情報は、POP3、sanmon.nisoc.or.jp で、アカウント名とパスワードは当然のことながらsanmonのものを用います。

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