Macでのセットアップ方法

ここでは、Macintosh用のクライアントをセットアップする方法を紹介します。

まず、StuffItExpanderのようなツールを利用して、 アーカイブを解凍して下さい。解凍に成功すると、 次のようなフォルダができます。




解凍できたら、"RC5-64 Client"をダブルクリックして実行して下さい。 最初に次のようなウィンドウが表示されます。



ここでは、参加するチームではなく「あなた」の電子メールのアドレスを 入力して下さい。参加するチームのアドレスは、後で設定します。
入力したら"OK"をクリックして下さい。

次に"Client"メニューから"Network Settings..."を選択して下さい。
ここで、参加チームの(または、自分の)電子メールアドレスを入力します。

続く3つのフィールドは、それぞれ、サーバから受け取る鍵束のブロック数、 サーバへ鍵を取りに行くタイミング、サーバへ返す処理済の鍵束のブロック数 です。通常は、このままの設定で問題ありませんが、ダイアルアップをする 場合で、マシンの処理速度が十分に早い場合には、少し大きい値(50〜100程度?) にしても良いと思います。

また、代理鍵サーバを利用する場合は、"Expert mode"を指定して、Proxy:の 欄に代理鍵サーバのアドレスを入力して下さい。"OK"をクリックすると 自動的にインターネットに接続して処理を開始します。



基本的には、この状態で準備完了ですが、他の設定の確認をします。
"Client"メニューから"MacOS Client Settings..."を選択して下さい。
大切な事項として、ウィンドウ中段の"In foreground, give time to:"の 設定が、"System & Other Applications"になっているか確認して下さい。 全くヒマなMacに計算させるならともかく、他の設定では、ウザくて 一般の業務ができません。

また、ウィンドウ下段の2つのチェックボックスは、それぞれ便利です。
"Run client...."は、起動項目にエイリアスを作って、Macの立ち上げ時に 自動的にクライアントの実行を開始します。
"Generate logfile...."は、実行状況をグラフ化(後述)するためのログを作成 します。



"Window"メニューからは、興味深い3つのウィンドウを開くことができます。
ひとつ目は、"Client Status"で、現在の処理の進捗状況を確認することができます。 上段には、現在処理中のブロック(鍵束)の処理状況が表示されます。中段には、 左側に未処理のブロック(Buff-in)、右側に処理済のブロック(Buff-out)の件数が 表示されます。下段は、これまでに処理したの鍵の数と処理速度が表示されます。



ふたつ目は、"Key Rate"で、時間経過に沿って処理速度のグラフを表示します。 クライアントの処理速度は、他の処理を行うと低下するので、グラフから 仕事をサボっているのがばれてしまいます。ちなみに筆者は、部下の仕事の 監視に使っています。:-)

最後は、"Total Keys"で、これまでに処理した鍵の総数のグラフです。

これらのウィンドウは、全て閉じた状態でもクライアントは終了しません。 普段は邪魔なので、閉じておいた方が良いでしょう。
クライアントの終了は、一般のアプリケーションと同様です。途中までの 計算結果はファイルに保存されるので、次回実行時には、前回の処理の 続きを行います。


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