起動時オプション"-benchmark"を付けてクライアントを起動すると 自動的に計測を開始します。ここでは、1000万個の鍵の検査に必要 な時間を測定し、1秒間に何個の鍵が検査できるかを表す数値 (keys/sec)を算出します。
計測が終了するとプログラムは自動的に終了します。

鍵の検査をする速度は、CPUの種類やクロック数の他、OSの種類や 同時に実行させているプログラムの状況になど、様々な影響を受け ます。
一般にベンチマークのデータは、桁が大きくなるので、１秒間に 何千個というKkeys/secという単位で表記されます。例えば、 ベンチマークの結果が、123456.78keys/secだった場合には、 約123.46Kkey/secとなります。 通常、鍵サーバからもらうひとつの鍵束(1ブロック)には、 約2億7千万の鍵が入っています。123.46Kkeys/secの環境では、 約36分半かかる計算になります。つまり、10ブロックで 約6時間です。
実際には、クライアントの実行環境は、他のプログラムの稼働状況 などの影響を受けるので、必ずしもこの計算が正しいわけではあり ませんが、クライアントの設定を行う際の、交換するブロック数は、 この数値を目安にすることができます。
以下に計算速度と計算時間の目安を示します。