今回のインターネットセミナーは 「にいがたマルチメディアワールド」の 共催行事として開催しました。
主催: | 新潟インターネット研究会 |
日時: | 1998年7月11日(土) 13:30 〜 16:45 |
会場: | 新潟市産業振興センター 2F大会議室 |
マルチメディアワールドとセミナーの模様はこちら
1 13:30〜15:00 ドメイン名をめぐる最近の話題
■講師
新潟インターネット研究会 金 東虎
■内容紹介
あらためて言うまでもなく、 ドメイン名はインターネットにおいて必要欠くべからざる存在です。 そのドメイン名をめぐって近年、 インターネットの急速な普及と爆発的な商用利用ニーズの高まりを背景に、 さまざまな議論が起きています。 一連の議論を概観し、最新の状況を紹介します。
あわせて、これらの議論を通じて最近クローズアップされてきた 「インターネットガバナンス」の問題について考えます。
●金 東虎 (Kim Tong Ho)
1989年電気通信大学大学院計算機科学専攻中退。新潟インターネット研究会幹事。
2 15:15〜16:45 ルートほど素敵な商売はない!?
〜インターネットにおけるシステム管理の重要性
■講師
テクニカルライター 吉田 智子
■内容紹介
ネットワークの構築や運営をするシステム管理者は、その核となるコンピュータの使用に対して特別な権限、すなわちルート権限を持つため、一般的に「ルート」と呼ばれています。インターネットは、この陰の力持ちの存在なしにはけっして成り立ちません。
すでに3年半、毎月、連載「ルート訪問記」の取材のために「ルート」と呼ばれる人々を訪ねている著者が、ルートの重要性、苦労、そして魅力を、取材時のこぼれ話を含めて語ります。
●吉田智子(ペンネーム:よしだともこ)
1984年ノートルダム女子大学文学部卒業後、オムロン株式会社入社。
C言語プログラマー、UNIX教育担当、マニュアル開発などの業務を担当したのち、1992年からは、フリーランスのテクニカルライターとして、雑誌や書籍を執筆している。
UNIX USER誌にて「よしだともこのルート訪問記」連載中。 最近の著書に「Linux/FreeBSD日本語環境の構築と活用」(ソフトバンク発行)がある。