かなりいい加減な略語解説(^^; このセッションでは、ある程度技術的な話や、略語がたくさん出て来ますが、特に質問のない限り略語は説明致しません。ある程度の解説はこの紙に書かれていますので、参考にしてください。 NISOC(ナイソック) 「新潟インターネット研究会」の略称 AUP(エーユーピー) Acceptable Use Policyの略。組織がインターネットに接続するときに、どういったポリシーをもって運用するかを決めた約束事。 Infosphere(インフォスフィア) NTT PCコミュニケーションズの経営するプロバイダ。県内にアクセスポイントを最初に設立した。 Pipeline25(パイプライン25) Ascend社が発売しているルーターの名前。このルーターではISDNでのダイアルアップや専用線での接続が可能。 RealAudio(リアルオーディオ) 音声を聞くためのソフトの1つ。RealNetworksが提供する。「Realaudio Server」を用いて中継やデータ作成を行い、ユーザーはRealAudio Playerなどで聞く。Version 4.0で映像伝達できるようになり(RealVideo System)、現在はRealSystem 5.0を開発中。 CU-SeeMe(シーユーシーミー) コーネル大学の開発した、映像伝達をするためのソフトの1つ。元々はMac用で白黒映像だったが、現在はWindows版も登場。カラーも伝達できるが、白黒版とは互換性に難あり。 NAT(ナット) Network Address Translatorの略。RFC1631で提唱された。IP addressを変換するための方法。 IP mauquerade(アイピーマスカレード) プロバイダなどへダイアルアップした時に貰えるIP addressは1つなので、このままでは同時に1台のマシンしか接続できない。そこでポートの番号も変換する事によって、複数台のマシンを接続できるようにしたもの。同義語として、「NAT+」などがある。 RFC(アールエフシー) Request For Commentsの略。インターネットの運用技術などに関する標準化のためのドキュメント。 DNS(ディーエヌエス) Domain Name Service/Systemの略。ドメイン名からIP addressを検索したり、その逆をするためのサービスの事。一般的にはprimary serverとsecondary serverがあり、primary serverはそのドメインについての情報をファイルで持っているサーバーを表し、secondary serverというのはprimary serverの情報をコピーして持っているサーバーを表している。 traceroute(トレースルート) あるホストから別のホストに接続する時、どのようなルーター・ゲートウェイを通っているかを調べるための方法。UNIXならそのものズバリのtraceroute、Win95ならtracert.exe がる。使い方は、 traceroute www.nisoc.or.jp なんてやれば良い。 RT100i ヤマハの出しているルーター。現在はRT80i/102i/140i/200iが発売されている。同期64Kでのダイアルアップ、専用線接続、フレームリレー接続など、多彩な機能を持ち、またファームウェアの無償ダウンロードによるバージョンアップ、ユーザー用メーリングリストにより、非常に売れている(=良い)ルーターである。 をご覧ください。 VDN(ヴィディエヌ) Virtual Domain Nameの略。telewayでは、「VDNサービス」と称して、仮想WWWサーバーを設置するサービスを行っている。ちなみにVirtual Domainとは、1つのサーバーで、1つもしくは複数のIP addressを用いて、仮想的に複数のドメインのサービスを実現するための方法の名前とでも言えば良いだろうか。 JPNIC(ジェイピーニック) JaPan Network Infomation Centerの略。JPドメインにおけるドメインやIP addressの管理業務を行っている組織。 SINET(サイネット) 文部省の運営する「学術情報ネットワーク」。SINETのAUPでは、利用は非営利・研究活動に限定され、営利目的のトラフィックは許されていない。 NSPIXP(エヌエスピーアイエックスピー) Network Service Provider Internet eXchange Pointの略。各プロバイダが相互接続をするためのポイントとなる所。現在ではNSPIXP/2/3があり、この他商用サービスとしてのIXが開始されている。 sendmail(センドメイル) UNIX上で一般的に使われているメール配送のためのプログラム。非常に多機能で、sendmail.cfと呼ばれる設定ファイルで柔軟に配送制御を行なう事が可能。ただし設定は難解である。 MX record(エムエックスレコード) メールを配送する時に、どのホストに送ったら良いかを記述するためのレコード。DNSのレコードの1つである。 qmail(キューメイル) sendmailが解りにくいという事から、もっと手軽で高速な配送を実装した配送プログラム。