インターネットを取り巻く環境は日々進化し、日常生活に密接したメディアとなってきました。振り返れば、日本の商用インターネットが始まった 1990 年代半ばには、インターネットの根幹たるルーターは非常に高価で、国産製品もほとんどありませんでした。その中で発売された ヤマハ RT100i は、当時導入が始まった一般企業の拠点間通信を初めとする、当時のインターネット接続に求められた必要最小限の機能を搭載し、従来製品に引けをとらない高い安定性と抜群の対費用効果で、多くの利用者に支持されました。以来、同社は、他に類の無いユーザコミュニティとの交わりを持ちながら、精力的に新製品を送り出してきました。
今回のセミナーは、ヤマハ株式会社で開発とマーケティング、ユーザコミュニティの現場で関わってこられた平野尚志氏を講師にお招きしました。ルーター開発の現場から見たインターネットの変遷と未来を中心に、開発現場の内輪話等を織り交ぜてご講演いただきます。
なお、本セミナーは、「地域 ICT 未来フェスタ 2006 in にいがた」の公式プログラムとなっております。本セミナーへのご参加に併せて、他のプログラムもお楽しみいただければ幸いです。
日時: | 2006 年 10 月 28 日 (土) 15:30-17:30 (15:00 受付開始) |
会場: | 新潟コンベンションセンター (朱鷺メッセ) 2 階中会議室 (新潟市万代島 6 番 1 号) (会場の地図はこちら) |
主催: | 新潟インターネット研究会(NISOC) |
協力: |
Echigo BSD Users Group (EBUG) 新潟地域医療情報ネットワーク (LAMEN) NT-Committee2 新潟勉強会 |
その他: | - 入場は無料です。 - 事前申し込みは必要ありません。当日、会場に直接お越しの上、受付にお申し込みください。 - 定員は 80 名です。定員を超えた場合は、入場をお断りする場合がありますことをご了承ください。 - できるだけバス等の公共の交通機関でお越しください。 - お車でお越しの際は周辺の有料駐車場をご利用ください。 |
お断り: | ※ 本セミナーでは、ヤマハ株式会社様のこれまでの日本のインターネットへの関わりの実績を踏まえて、ご講演をお願いいたしました。これは、当会が特定の企業やその製品を支持するものではありません。 |
■講師 | 平野 尚志 (ひらの -NicePaPa- ひさし)氏 ヤマハ株式会社 サウンドネットワーク事業部 サウンドネット開発部 |
ヤマハ RT100i (1995 年) ヤマハ RT58i (2006 年) |
■略歴 |
1963 年 静岡県 浜松市 生まれ。東京農工大学 工学部 数理情報工学科卒業。1987 年 日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ株式会社)入社。CD-I プレーヤー/CD-ROM ドライブ/CD-R ドライブ開発を経て、1997 年よりルーター開発や商品企画を担当。 |
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■資料 |
RTシリーズのPDF書庫 |