メールサーバとしては、NISOCのサーバ(sanmon.nisoc.or.jp)を指定した。
その他の設定値については、デフォルト値のままとして登録を行った。
登録の状況としては、クライアントからの登録したデータが、検索でヒットするようになるまでタイムラグが出たケースが数件あったものの、メールを利用した登録という点で考えれば、専用クライアントを用意しただけのことはあり、登録したのに、検索にかからずじまいというケースは見られなかったように思う。
Windowsクライアントにおける入力項目については、国際名が入力時に戸惑うように思う。
今回の実験時には、他の登録方法と併用していたため、どのように入力すべきかは判断がついたが、これについては、例示しておくなりヘルプを用意するなりして、このプログラムで閉じることが必要と考える。
また、入力項目がWWWによる登録に比べると、かなり少なくなっていることが気になるが、個人を特定できるだけのデータを公開登録することは、プライバシーをどこまで公開するか等、いまだコンセンサスを得るために議論すべきことがあると思われるため、項目数についてはあまり云々しないが、すべての登録方式で、入力項目数をそろえるべきではなかったかと思う。
Windowsクライアントにしても、WWWにしても言えることだが、PCに慣れた人は、キーボード+マウスの入力インターフェースは苦にならないが、そうでない人にとっては、やはりキーボードが入力の難関になっていたことは否めない。 この層の人への対応としてのFAX/PhoneShellだったとは思うのだが、クライアント側として、用意が可能ならば、音声入力/手書き入力での用意も必要かもしれない。